【タイ・中国】アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は7月19日、四川省成都を訪れ、世界的なジャイアントパンダ保護・繁殖研究拠点である「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」を視察した。首相は、自然保護と文化交流がタイ・中国関係の長期的な基盤であると強調した。
同基地は1987年に設立され、ジャイアントパンダの保護、繁殖、研究に加え、中国の希少野生動物の保全にも取り組む国際的な施設。自然環境に近い生態系を再現した敷地内で、首相は展示エリア「Starry Giant Panda Pavilion」や子パンダの保育センターを見学し、生物学、動物医療、繁殖研究、域外保全の取り組みについて説明を受けた。
アヌティン首相は同施設の成果を高く評価し、パンダが「国際的な友好の象徴」であると述べた。科学的知見とイノベーションを基盤とした自然保護の姿勢は、タイが重視する政策と一致しており、両国の協力拡大につながるとした。
その後、三国志ゆかりの史跡「武侯祠」を訪れ、蜀漢の歴史と文化を伝える展示を視察した。続いて、中国仏教の重要寺院「大慈寺」を訪問し、境内の本尊を参拝。タイ王室が寄贈した、タイで最も美しいとされる「プラ・プッタチナラート(仏像)」の複製を拝観し、両国の仏教文化の深い結びつきを確認した。


























