タイでも来年「スーパー・エルニーニョ」発生リスク 猛暑や干ばつなどの影響

【タイ】タイのメディアが国内の専門家の見通しとして伝えるところによると、タイでも来年「スーパー・エルニーニョ」が発生する可能性がある。記録的な猛暑や干ばつなど深刻な影響が予想されている。

 国際的な気候モデルの解析では、エルニーニョ現象はすでに発生しており、今後さらに強まる確率が60%を超えていると指摘されている。2027年4月までにタイの気温は1.5〜2.5度上昇する可能性があり、地域によっては干ばつが深刻化する一方、洪水のリスクも高まる。特に3〜4月は強烈な熱波が発生する見通しだという。

 バンコク首都圏では平均気温が39〜41度に達し、体感温度(ヒートインデックス)は50〜54度まで上昇。熱中症など健康被害のリスクが大幅に高まるとされている。

 また、極端な高温によってエアコン需要が急増し、電力供給が逼迫して一部地域で停電が発生するともいわれる。高温による蒸発量の増加で、農業用水や生態系の維持に必要な水資源が減少するおそれも指摘されている。

●雨期入りは5月15日、降雨量は例年より少なめ タイ気象局
●タイ政府、エルニーニョによる干ばつで対策 水資源管理を強化し全国で支援
●エルニーニョによる干ばつ懸念、タイ政府が人工降雨部隊6隊を展開

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