バンコク東郊の合成繊維工場で大規模火災 従業員1人が重体

【タイ】バンコク東郊サムット・プラーカーン県サムット・プラーカーン市内の合成繊維工場で7月6日午前0時20分ごろ、火災が発生して従業員1人が重体となった。火勢が強く、消火活動が難航した。

 消火活動には、複数機関からの消防車10台以上とレスキュー隊が集合した。工場内で激しい炎が上がり、周辺施設にも延焼した。敷地内に大量の合成繊維が保管されていたため、可燃性が高く、火勢が急速に強まったもよう。建物内の資材が落下し、倉庫周辺に構造物の破片が散乱。当局は安全確保のため、隊員らに建物内からの退避を命じ、外周からの放水のみで消火活動にあたった。

 火を消そうと屋内に留まっていた工場従業員が酸欠で倒れているのが見つかり、レスキュー隊員が安全な場所に搬送して心肺蘇生を行った。工場の警備員は、「日曜で工場は休業しており異常はなかったが、煙が立ち上ったと思ったら直後に炎が広がった。従業員を呼んで消火を試みたが手に負えなかった」と話しているという。

 現場は工場や倉庫が集中するバーンプー地区で、日系企業も多い。

写真:Fire & Rescue Thailand

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