M81高速道路が毎週末に無料開放「危険なラマ2世通りを回避」

【タイ】バンコク首都圏と西部カーンジャナーブリー(カンジャナブリ)県をつなぐ新たな高速道路(M81)が毎週金曜日午後3時から週明け月曜日午前9時まで、無料開放される。四輪車のみで、時速80キロ限定。運輸省国道局が明らかにした。

 M81は本来、バンコク西隣ノンタブリー県バーンヤイ郡とカンジャナブリ市をつなぐ総距離93キロの高速道路だが、西部ラーチャブリー県で南下してタイ南部に抜けることができる。西部ナコーン・パトム県からカンジャナブリまでの51キロ区間はすでに、週末に無料で開放されていた。

 タイの複数メディアは、「週末はこれで、危険なラマ2世通りを回避できる」と報じている。国道局も、事故続きで評価を著しく低下させているラマ2世通りの混雑をいくらかでも緩和させ、通行車絡みの事故を減らしたいという思惑があるとみられる。M81はまた、首都圏で慢性的な渋滞に陥っているペットカセーム通り(国道4号線)を迂回することができる。

 M81高速道路に関する問い合わせは、道路局ホットライン「1586(内線7番)」(24時間)。

写真:運輸省国道局

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