【タイ】株式会社ホテルオークラ(本社:東京都港区)が、「オークラ プレステージスクンビット バンコクホテル&スパ」および「オークラリゾート チェンマイ」(いずれも仮称)を開発する。同社はこれに先立ち、タイの大手財閥TCCグループの不動産会社アセット・ワールド・コーポレーション(AWC)と運営管理に関する契約を締結した。
新たに開発するホテル2軒は2028年開業の予定で、これによりホテルオークラは同年、タイ国内主要観光都市で7軒のホテルを運営、新規開発の400室以上が「オークラ ニッコー ホテルズ」の運営施設に加わることになる。
オークラ プレステージスクンビット バンコク ホテル&スパは、バンコク都心部トンロー界隈に建設。客室数約200室超で、標準客室面積は45平米。和風スイートルームや、高層階には日本様式スカイロビー、ルーフトップバーが造られるという。
オークラリゾート チェンマイは、チェンマイ市街地チャーンクラーン通りに建設。客室数200室超で、客室面積は40~60平米。畳や露天風呂など和の要素を取り入れた客室に加え、古都チェンマイで栄えたラーンナー王朝の伝統を受け継ぐラーンナー文化を感じさせるデザインを採用するという。