中東情勢緊迫でタイ航空が一部路線を変更 欧州便に影響も運航は概ね安定

【タイほか】中東情勢の緊張が高まる中、タイ航空は乗客の安全確保を最優先に、一部国際線の飛行経路を変更した。パキスタンとアフガニスタン周辺の空域を回避する措置を取り、欧州方面の一部便で飛行時間がおよそ20分延びている。

 チャーイ・イエムシリ最高経営責任者(CEO)は、地域情勢の不安定化を受けた予防的な対応だと説明。イスラエルとイランが空域を閉鎖した影響については、もともと両国上空を通過する路線を運航していないため、タイ航空の便には直接的な支障は生じず、燃料費の増加は限定的だという。

 欧州系を中心とする主要航空会社は、ドバイ、テルアビブ、ベイルートなどへの運航停止や減便、広範な経路変更を決定している。ロシアとウクライナの空域閉鎖が続く中で、中東回廊への依存度が高まっていた航空業界にとって、今回の事態はさらなる負担となる。

タイ航空(newsclip資料写真)

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