タイのVAT申告書様式を改定 3月1日から新様式、即時送金による還付に対応

【タイ】政府は付加価値税(VAT)の申告手続きを見直し、申告書様式を改定する。国税局がVAT申告書「ポー・ポー30(ภ.พ.30, P.P.30)」およびその添付書類を改定し、3月1日から新様式を適用する。

 ラリダー・プルートウィワタナー政府副報道官が2月27日、タイ首相府ホームページで明らかにした。今回の改定は、申告内容の正確性と網羅性を高めるとともに、電子申告の利便性を向上させるのが目的。事業者の所在地情報をより詳細に記載できるようにしたほか、修正申告や追加申告の際の税額計算欄を拡充し、変更内容が分かりやすくなるようにした。申告項目ごとの提出にも対応し、特定の項目のみを修正する場合でも、ほかの申告内容に影響を与えずに手続きできる。

 税還付については、即時送金システム「プロンプトペイ」を原則的な還付手段とし、迅速で透明性の高い送金を可能にする。修正申告用の添付書類も見直し、審査や確認がより効率的に行えるようにした。

 ラリダー副報道官は、「今回の様式改定は、税務制度のデジタル化を進め、事業者が法令を順守しやすい環境を整える一環だ」と説明。「納税者の利便性を高めつつ、税収管理の効率化と透明性の向上を図っていく」と述べた。

ラリダー副報道官 写真:タイ首相府

関連記事

トピック

ページ上部へ戻る