5月31日に「マイクロ・ブルームーン」 今年最遠の満月

【タイ】タイ国立天文学研究所(NARIT)は、5月31日夜に今年地球から最も遠い位置で満月となる「マイクロ・ブルームーン」が観測できると発表し、国民に観察を呼びかけている。同日は、釈迦の誕生、大悟(悟りの開き)、入滅の日とされる「ウィサーカブーチャー(仏誕節)」で祝日。

 マイクロ・ブルームーンは午後3時ごろに地球から40万6127キロの距離で起こり、通常よりわずかに小さく見える。公転軌道が楕円形のため地球に最も近い「近地点」(平均35万7000キロ)と、最も遠い「遠地点」(平均40万6000キロ)があり、満月が近地点で起こると「スーパームーン」、遠地点で起こると「マイクロムーン」と呼ばれる。

 ブルームーンは、1カ月のうちに満月が2回起こる現象を指し、平均すると2.7年に一度の頻度で発生する。英語の慣用句「once in a blue moon(ごくまれに)」もここから来ているという。

 5月は2回の満月があるため「ブルームーン」に該当するが、実際に月が青く見えるわけではない。31日のようにマイクロムーンとブルームーンの両現象が同時に起こるのが「マイクロ・ブルームーン」で、前回は2020年10月31日に観測された。

 NARITによると、次回は2029年3月30日にスーパーブルームーンが見られる。

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