【タイ】タイ警察は7月18日、バンコク都内ラッチャダーピセーク通りの高級コンドミニアムで、中国人の男(29)とタイ人の女(22)の2人を逮捕した。警察や銀行員を騙って被害者を脅迫し、およそ1600万バーツ(8000万円相当)をだまし取っていた。
事件は、北部ピッサヌローク県の住民が被害を訴えたことで発覚。逮捕された男女はLINEで北部ナーン県警の捜査官や銀行職員を名乗り、「あなたはマネーロンダリング事件に関与している」と脅迫。被害者に政府貯蓄銀行(GSB)の貯蓄型宝くじや協同組合株式を解約させ、現金を自宅まで受け取りに来る手口で5回にわたって計1551万バーツを詐取した。さらに「書類費用」や「交通費」を名目に17万1919バーツを銀行に振り込ませた。被害総額は1568万1919バーツに上った。
警察は男女のコンドミニアムを捜索し、携帯電話14台、マックブック、ATMカード、銀行口座の通帳など22点を証拠品として押収した。これまでの調べによると、中国人の男は仮想通貨USDT(ステーブルコイン)を使った資金管理や主要口座の統括を担当していた。タイ人の女はバイナンス口座を利用し、デジタル資産をタイバーツに換金したうえで資金を分散させていた。
警察は逃走中のもう1名の容疑者の行方を追っている。


























