【タイ】タイ南部ビーチリゾートのプーケット県で7月20日、タイ風6号(ウィパー)の影響を受けた暴風雨が発生し、中国人夫婦が風でなぎ倒された大木の下敷きになって妻(53)が死亡、夫が軽傷を負った。同日はまた、隣県クラビー県でも中国人の男性(34)が海で溺死した。
プーケットでの事故は、島南東のヘー島で発生。ビーチチェアに寝そべっていた夫婦の上に大木が倒れ、妻に直撃したという。本島の病院に搬送されたが、死亡が確認された。
クラビーでの事故は、ランター島で発生。中国人の男性が友人と共に荒れた海で遊泳。波に飲まれて行方不明となり、1キロほど離れた沖合で死んで浮いているのが発見された。
タイ気象庁は、台風6号がベトナムに接近する頃には勢力を弱めて熱帯低気圧に変わるものの、タイにも雷雨や豪雨をもたらすとし、24日頃まで注意を呼び掛けている。
写真:ヘー島での暴風 ศูนย์ข้อมูลภูเก็ต Phuket Info Centerフェイスブックより