政治家銃撃事件、原因はただのケンカ 粥屋の店主逮捕

【タイ】東部チョンブリー県チョンブリー市で12月10日午前3時半頃に発生した、政治家で元プアタイ党報道官のサックダー・ノパシット氏銃撃事件で地元警察は同日夜、犯人を逮捕したと発表した。事件現場の粥屋の店主だった。

 警察が発表した容疑者の供述によると、サックダー氏は妻と共に粥屋を訪れ、食事の最中に夫婦げんかを始めた。しばらくして店の裏手にやって来た同氏をたしなめたところ口論となり、銃を持ち出して撃ってしまった。容疑者はパニックとなって逃走、親戚宅に隠れていた。お互い面識はなく、政治的な理由ではないという。

 弾は3発発射され、1発がサックダー氏の腹部に命中した。同氏は粥屋の裏手に倒れていたところを、通報を受けて駆けつけたレスキュー隊に救助された。命に別状はない。

 サックダー氏の娘のワニダー・ノパシット氏は下院議員。父娘で政治家だったことから、今回の事件の原因を政治と見る向きもあった。

写真:POLICE News Varieties

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