【タイ】タイ国家放送通信委員会(NBTC)は、携帯電話の不正利用対策を強化するため、通信事業者と利用者に対し、8月末までにSIMカードの登録情報を本人と一致させるよう求めている。期限までに手続きを完了しない場合、発信ができなくなるなどのサービス制限が即時適用される。
今回の措置は、「テクノロジー犯罪の増加に対応するための規制強化の一環」とされる。通信事業者からSMSなどで通知を受けた利用者は、案内に従って登録情報を更新する必要がある。疑問点がある場合は、契約している通信会社のコールセンターに問い合わせるよう呼びかけている。
登録名義と実際の利用者が一致しないケース、例えば子どもが親名義のSIMを使用している場合など、速やかに名義を修正する必要がある。期限までに手続きを行わなかった利用者は、着信は可能だが発信が停止される。
NBTCは、「これは完全な利用停止ではなく、利用者に事業者への申告と本人確認を促すための措置」と説明。今回の取り組みは、過去の政権下で整備された規制枠組みに基づき、マネーミュールSIM(第三者名義で大量に取得された不正SIMカード)や名義不一致の登録を排除し、デジタル詐欺の拡大を防ぐ。



























