【タイ】バンコク都庁(BMA)が、歴史的景観区のプラナコーン区一帯で実地調査を行い、露店営業区域を新たな基準に基づいて整備する準備を進めている。持続可能な「特例営業区域」モデルの年内構築を目指す。
露店営業区域の高度化に向けた課題は、1)歩行者の安全確保と交通円滑化を目的とした配置の整理、2)排水や食品残渣の適正処理による衛生環境の改善、3)地域の特色を生かした観光資源としての活用、が挙げられる。横断歩道や主要動線をふさがないよう屋台の配置を見直すほか、景観や臭気への配慮を徹底する。一部の通りでは、秩序を保ちながら文化観光拠点としての活用も検討する。
これらの調査は事前通知を行わずに実施され、担当者が現場の実態や課題を直接確認する。露店区域ごとに状況や問題点は異なり、都民からは歩道の占拠や調理による汚れなどについて苦情が寄せられる区域もある。
BMAはこうした実地調査で得られた情報を精査し、課題に即した対策を講じていく。行政と事業者が連携しながら、より適切で持続可能な露店営業区域の整備を進めたいとしている。
プラナコーン区には、王宮や寺院などの観光名所が多く、マハーチャイ通りのような歴史的な通りが昔ながらの姿で残る。
写真:バンコク都庁(BMA)

























