在タイ日本人にも人気の「水に浮かぶ列車」 11~2月運行

 タイ国鉄(SRT)が、バンコクと中部ロッブリー県パーサック・チョンラシット・ダムを往復する観光列車「水に浮かぶ列車」の今季運行スケジュールを発表した。運行は11月1日から翌年2月までの土日限定で、計24日間。乗車券は10月17日午前10時から全国の駅とオンラインで発売される。地元タイ人ほか、在タイ日本人の乗車も多い。

 パーサック・チョンラシット・ダムの堤防の上を走行する際、水上を進むように見えることから「水に浮かぶ列車」と呼ばれ、タイの冬(乾期)の観光シーズンを代表する風物詩となっている。日帰りで運行され、午前6時にバンコク(フアランポーン駅)を出発し、午前9時20分にダム中央の展望ポイントに到着。午前10時35分に終点のダム駅に着き、帰路は午後3時半に発車、午後6時50分にバンコクに戻る。

 車両は3等普通車(扇風機付き)、エアコン座席車、にJR西日本から譲渡された車両を活用した寝台兼用車両が用意される。運賃は往復で普通車350バーツ、エアコン車・JR車両620バーツ。ダムからの片道利用は150~250バーツ。中部サラブリーやゲーンコーイからの短距離区間運行もあり、当日販売限定の車両も設けられるという。

乗客は湖面に映える朝日や夕日、山並みを背景にした絶景を楽しめる。団体向けの貸切車両の利用も可能。

運行予定日
2025年11月:1、2、8、9、15、16、22、23、29、30日(計10日)
2025年12月:6、7、13、14、20、21日(計6日)
2026年1、2月:10、11、17、18、24、25、31日、2月1日(計8日)

問い合わせ:
国鉄コールセンター:1690(24時間)
公式フェイスブックページ:https://www.facebook.com/pr.railway

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