【タイほか】モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供する「Sensor Tower」(東京オフィス : 東京都千代田区)が、2025年第1四半期の東南アジアにおける「モバイルゲーム市場レポート」を発表した。「App Store」と「Google Play」のモバイルゲーム市場を包括的に分析したという。
東南アジア地域は2025年第1四半期、モバイルゲームのダウンロード数で世界2位となった。新規インストール数は前四半期比3%増の19億3000万回に達した。アプリ内課金(IAP)収益としては同時期、6億2500万米ドルを記録して世界7位。未開拓のマネタイズの可能性がまだまだ大きいことを示しているという。
東南アジア域内では、ダウンロード数はインドネシアがトップで、同9%増の億7000万回。以下、フィリピンの3億6600万回、ベトナムの3億2900万回と続く。収益ではタイがトップで、IAP収益として同時期1億6200万米ドルとなった。
同社によると、東南アジア地域は世界のモバイルゲーム産業において極めて重要な成長地域で、「デベロッパーやパブリッシャーに多大な機会を提供している」。プレイヤー層が安定して拡大し、マネタイズの可能性の高まりを見せ、モバイルゲーム業界にとってダイナミックで魅力的な環境だと分析している。