タイも金価格が最高値を更新中 今後さらに値上がりか

【タイ】タイの金価格が10月30日現在、最高値を更新している。13時の発表で、タイでの重さの基準となる1バーツ当たり4万4450バーツを記録した。世界的な動向に沿って今後も値上がりが続くと見られる。

 タイにおける金の重さは通貨と同じバーツで表記され、インゴット(バー)で15.244グラム、ネックレス、ブレスレット、指輪などの装飾で15.16グラムを基準としている。国際基準のトロイオンス(31.103グラム)のほぼ半分。日本では奇数として敬遠されるともいわれるK23(23金、96.5%)が純度の基準となる。

 金相場の更新はタイでも、中東紛争の継続や米国経済の低迷が要因とされる。ほか、日銀による政策金利維持の見通しも付け加えられる。

 タイではさらに、今年5月28日の閣議で(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカを中心とする)BRICSへの加盟申請を決めたことにより、実現すればタイでの米ドルの価値が下落すると予想する向きが強く、さらに金の価値が高まるだろうといわれている。

金販売店(金行)の看板が並ぶバンコク中華街のヤワラート通り 写真:newsclip

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