【タイ】タイ政府は1月6日の閣議で、バンコク外環状線(アウターリング、M9)のノンタブリー県バーンブアトーン郡~アユッタヤー(アユタヤ)県バーンパイン郡区間での土木工事の開始を承認した。事業費は158億6200万バーツ(795億円相当)で、通行料の収入を原資とした基金と国庫を組み合わせて充てる。
シリポン・アンカサクンキアット政府報道官によると、今回承認された区間は、すでに官民連携(PPP)方式で進められているバーンクンティアン~バーンブアトーン区間に接続する。両区間がつながることにより、バンコク外環状線としての都市高速ネットワークが完成することになる。また、建設中のほかの都市高速道路や将来計画されている路線とも接続し、バンコク首都圏と各地方を結ぶ広域交通網の中核を担う役割を果たす。
既存の道路を都市高速道路の基準に合わせて改良・整備するもので、新たな用地取得は行わない。路面はコンクリート舗装で、片側3車線ずつの計6車線とする。事業費158億6200万バーツには、土木工事費、工事監理のコンサルタント費用、予備費が含まれ、内訳は通行料基金から87億3900万バーツ、国庫から71億2300万バーツとなる。事業期間は2025年から2030年までの6年間を予定している。
法制委員会事務局は、同事業がすでに2026年度国家予算に盛り込まれていることから、憲法第169条第1項が定める「次期内閣を拘束する行為」には該当せず、内閣が承認できる案件であるとの見解を示した。























