【タイ・中国】ペートーンターン・チナワット首相が2月5日、公式訪問として中国・北京に向けて出発した。帰国は8日の予定。
今回の中国訪問は李強首相の招待を受けたもの。「一国二制度」原則の承認、半導体産業の促進、電気自動車用バッテリーの製造と開発、タイ、ラオス、中国の連携によるタイ中国高速鉄道建設の加速などを議論するという。17日にはハルビン冬季アジア大会の開会式に出席する。
タイ政府は、今年はタイ中国交樹立50周年でもあり、両国の文化やビジネスでの交流を盛んにしたいとしている。また、ペートーンターン首相の中国訪問が、タイ・ミャンマー国境の犯罪拠点問題を受けて減少している中国人旅行者の回復につながることにも、期待が寄せられている。