【タイ】タイの複数メディアが、中国の旅行大手「同程旅行(Tongcheng Travel)」がまとめた2026年の国慶節(10月1~7日)連休の海外旅行先ランキングを紹介している。それによると、バンコクが中国本土以外の目的地として首位となった。
タイではこのところ外国人入国者数が減少し、増加の期待が最も高い中国人に対してさまざまなキャンペーンを打ち続けてきたものの、今回のバンコク首都圏での大雨・洪水で空路を含む交通が混乱。訪タイ中国人への影響が危惧され、面目を保つのに躍起となっている。
タイ政府観光庁(TAT)は10月1日、「中国からの訪タイ需要に影響していない」と発表。「9月30日の訪タイ中国人入国者数は2万2000人超と、通常の1日当たり平均1万人超の2倍に達した」と説明するなど、タイの人気の高さをアピールした。
今回タイのメディアが紹介している同程旅行の海外旅行先ランキングでは、首位バンコク、2位クアラルンプール、3位ソウルとなり、シンガポール、バリ、ホーチミン市などが上位10都市に入った。中国では、9月25~27日の中秋節連休と組み合わせると最大13連休となり、1年で最も重要な旅行シーズンとなっている。
「タイは中国人誘致で負けた」とされた日本に関しては、2025年には中国の旅行会社「途牛(Tuniu)」の国慶節連休向け海外旅行先ランキングで首位だったものの、2026年は上位10位圏外から去ったと紹介。記事では、「高市早苗首相が中国による台湾攻撃の可能性に関連して日本の対応に言及」したことを受け、「中国政府が2025年11月に日本渡航への慎重な対応を呼びかけて以降、中国人の訪日需要が低迷している」と紹介している。
●スワンナプーム空港の手荷物処理混乱 タイ政府観光庁「中国人の入国に影響なし」
●バンコク洪水、中国人旅行者減少の懸念 当初見込みの5~10%減か
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