飼育ライオンが民家から逃走し少年けが 当局が保護し、飼い主を刑事告発

【タイ】 西部カーンジャナーブリー県ボープローイ郡で10月4日午後8時45分ごろ、民家で飼育されていたライオンが逃げ出し、近くにいた少年を襲ってけがを負わせる事故が起きた。少年は救急搬送されて陸軍病院で手当てを受けている。命に別状はないもよう。

 ライオンは当局に保護され、適切な施設で飼育される予定。中部スパンブリー県のブンチャワーク野生動物繁殖センターが、受け入れ準備を進めているという。

 飼い主の男性は、保護対象の野生動物を管理下から逃がすことを禁じた、野生動物保護法第15条に違反した疑いで告発される。違反が認められれば、6カ月以下の禁錮または5万バーツ以下の罰金もしくは併科が科される。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

関連記事

ページ上部へ戻る