バンコク50区で51万個の灯籠回収、天然素材が98% バンコク都庁発表

【タイ】11月15日に行われたローイ・クラトン(灯籠流し)でバンコク都庁は16日、バンコク50区全区で15日午後8時から16日午前5時までに回収したクラトン(灯籠)のゴミは、前年比19.57%減の合計51万4590個だった。全体の98.39パーセントに当たる50万6320個が天然素材だったと発表した。発泡スチロールなどが使用されていたクラトンは同1.61パーセントの8270個。

 バンコク都庁はまた、今年初めてオンラインのローイ・クラトンを実施。バンコク都内34カ所の公園や商業施設アイコンサイアム向かいのチャオプラヤー川の風景を元にした仮想空間で、3万6832人が1万885個のデジタル・クラトンを流したと伝えている。

 バンコク都庁は以前より、環境にやさしいと思われがちなパン製クラトンに関して、「パンは腐って水質をより悪化させる。プラスチック製の方がまだ安全」という考えを公にしており、今年のローイ・クラトンではパン製クラトンを流さないよう要請していた。魚のエサ用の麩(ふ)で作られたクラトンは今年も多く見られた。

バンコク都庁が公表した、2024年のクラトン回収数

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