セントラルワールドで年越しカウントダウン バンコク都庁「世界規模のイベント」

【タイ】バンコク都心部の大型商業施設「セントラルワールド」で大晦日の12月31日、「centralwOrld Bangkok Countdown 2026 The Original – A Tribute To Love」と題した年越しカウントダウンが開催される。大規模会場を舞台に、花火、音楽ライブ、ドローン演出などを組み合わせた世界水準の催しとなり、バンコク都庁(BMA)は「世界規模の年越しイベント」として紹介している。

 イベントは、タイ大手財閥セントラルグループの不動産開発会社「セントラルパタナー(CPN)」、タイ政府観光庁(TAT)、BMAが共同で実施する。バンコクのスカイラインに合わせた大規模な花火演出をはじめ、国内外で人気のTポップアーティストが出演する無料コンサート、ドローンによる大規模な演出などが予定されている。年末年始の観光需要を喚起し、国内外からより多くの来場者を集める狙い。

 12月18日に行われたイベント開催発表の会見で、サーノン・ワンサーンブン・バンコク副知事は、2025年は困難の多い年だったと振り返りつつ、バンコクが外国人観光客数で世界最多の都市となったことに触れ、「世界規模のカウントダウンイベントで2026年を迎える」と述べた。来年も観光都市としての評価を維持し、住みやすい都市づくりを進めたいとの考えを示した。

バンコクが外国人旅行者数で世界首位、2025年に3030万人 英ユーロモニター調べ

写真:バンコク都庁(BMA)

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