【タイ・カンボジア】タイ警察オンライン詐欺対策センター(ACSC)は1月5日、カンボジア北西部バンテアイメンチェイ州に、新たな詐欺拠点を確認したと発表した。2階建ての建物で現在も増改築が進められており、主犯の中国人ほか、タイ人、インド人、インドネシア人などが詐欺行為を働いているもよう。
新たな詐欺拠点は、タイ国境の町ポイペトから50キロほど離れた場所に建てられた。タイ・ミャンマー・中国の3国が連携し、ミャンマー国内の主要な詐欺拠点を壊滅させたが、中国人が率いる組織は拠点をカンボジアに移して犯罪を継続している。最近はタイ軍が、カンボジア国境沿いの詐欺拠点をミサイルや砲撃などで攻撃。組織はさらに内陸部に移動し、追跡から逃れている。
ACSCは、詐欺組織がタイ国境地帯からカンボジア内陸部へと活動範囲を移している現状を、「問題の深刻化と複雑化」と表現。「いずれの国も犯罪者の安全地帯になってはならない」とカンボジアを非難した。カンボジアからのタイ国民に向けての詐欺は続いており、ACSCは警戒をさらに強化するとした。























