【タイ】バンコク都庁(BMA)によると、3月21日午前7時時点のバンコクでの大気汚染状況は、全50区で「健康に被害が出始めるレベル」(オレンジ色)となった。微小粒子状物質(PM2.5)の1立方メートル当たりの平均値は45マイクログラム。
「健康に被害が出始めるレベル」は、PM2.5の平均値が36.1~75マイクログラムの状態。バンコク西側のノーンケーム区の平均値が最も高く、54.4マイクログラム。次いでチャオプラヤー川沿いのトンブリー区で同54マイクログラム、左下のバーンクンティアン区で同53.7マイクログラム。計11区が50マイクログラムを超えた。過去数日、都心部でも数百メートル先が霞み、大気汚染悪化が目視できる状況。
BMAは外出の際はマスクを着用し、必要以上の屋外での活動を控え、体調の変化を感じた場合は迅速に医師に診てもらうよう注意を促している。