ラマ2世通り周辺でまたもや事故 7人死亡30人けが

更新:3月17日時点でタイ人3人、ミャンマー人3人の計6人死亡

更新:3月16日時点でタイ人3人、ミャンマー人2人の計5人死亡、24人けがの報道

【タイ】バンコク都ジョームトーン区内の高速道路建設現場で3月15日午前2時前、コンクリートの梁を造るための型枠、支保工、足場が崩れて道路に落下、少なくとも7人死亡、30人がけがをした。作業員が落下物の下敷きとなったままの可能性もあり、救助犬が捜索のために出動している。

 事故が起きたのは、バンコク都心部からチャオプラヤー川を渡ってバンコク西側ラマ2世通りに至る「ラマ3世-ダオカノーン高速道路」の料金所付近。長く工事が続くラマ2世通りとの接続の高架道路が建設中だった。高速道路をまたぐ梁の型枠にコンクリートを流し込んでいる最中、轟音を伴って崩落したという。

 高速道路は完全な通行止めとなっているが、がれきは1週間以内に撤去され、下り車線を両側通行とするなどの対応で一部が再開されるもよう。それまでは一般道路を迂回することになる。修復作業は1カ月以上かかる見込み。

 タイ高速道路公社(EXAT)は工事請負業者に法的措置を取ると明らかにしているが、数年にわたるラマ2世通りの工事では死亡事故が立て続けに起きており、計画自体に無理があるという意見も挙がっている。昨年11月にもバンコク西隣サムット・サーコーン県の区間でガントリークレーンが倒れて6人が死亡、9人がけがをした。

 今回の事故発生は、スリヤ・ジュンルンルアンキット副首相兼運輸相が1カ月前に、「ラマ2世通りの高架道路建設は年内に完工する」と明言した後だった。

写真:運輸省高速道路局道路交通事故管理センターのフェイスブックより
ศูนย์บริหารจัดการจราจรและอุบัติเหตุ กรมทางหลวง

写真:Fire & Rescue Thailand

写真:Fire & Rescue Thailand

ラマ2世通りの高架道路工事で崩落事故、十数名の死傷者

ラマ2世通りの事故現場、再開に要2週間

事故続きのラマ2世高架道路工事 年末までに完工か

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