中国ラッキーエアのタイ東北部線、初便見送り 国際空港化のタイ側「ぬかよろこび」

【タイ・中国】中国・祥鵬航空(ラッキーエア、Lucky Air)は9月6日、昆明〜ウドーン・ターニー線の初便運航を中止したと発表した。9月8日から週2便のチャーター便運航が計画されていたが、全て取り止めとなった。新たな就航時期は未定。

 祥鵬航空利用の商品を取り扱っていたタイの旅行代理店2社は、航空会社から「9月のウドーン・ターニー発昆明行きはすべて欠航になる」との連絡を受け、9月出発分のツアーが催行不能になったと判断。顧客に対する即時・全額返金を決定した。正式な欠航通知書は9月7日に発行予定だが、出発日が迫っているため、両社は書面を待たずに事前連絡を進ている。旅行会社は「航空会社の判断であり、当社の管理範囲を超える事態」として謝罪し、スタッフが個別に顧客に連絡して返金手続きを行う。

 祥鵬航空はタイ民間航空庁(CAAT)に提出した書簡で、同路線がチャーター契約に基づく運航であり、契約相手による「重大な契約違反」が初便を見送った理由と説明した。問題発生後は契約履行を繰り返し求め、代替運航案も検討したものの、就航に必要な条件が整わなかったという。契約相手の企業名は明らかにされていない。今回の混乱によってCAAT、ウドーン・ターニー空港当局、同県当局らに迷惑をかけたとして謝罪した。

 ウドーン・ターニー空港は9月4日付でタイ民間航空庁(CAAT)により国際線取扱空港リストに追加され、初の国際線就航に備えて準備を進めてきたが、期待は「ぬか喜び」となった。ただ、CAAT、空港当局、同県当局はいずれも今後の支援を申し出ており、祥鵬航空も謝意を示しているという。

●昆明〜タイ・ウドーン・ターニー線、祥鵬航空が9月8日に直行便就航
●タイ東北部ウドーン・ターニー空港からラオス・ビエンチャンに直行バス、9月9日から

祥鵬航空

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