タイ東部で送迎バス同士が衝突 生徒多数がけが、ドライバー死亡

【タイ】東部ラヨーン県バーンカイ郡で10月28日午前7時ごろ、通学生徒と会社従業員を送迎するバス同士が衝突し、生徒20人以上が車外に投げ出されて重軽傷を負った。レスキュー隊が現場で応急処置を施して病院に搬送したが、生徒送迎バスを運転していた女性(60)はその場で死亡が確認された。

 事故は工業団地への通勤者が多い国道3143号線で発生。路上の監視カメラの映像には、トラック型の生徒送迎バスが従業員送迎の大型バスに引きずられ、生徒が次々と車外に投げ出される姿が映っていた。警察によると、けが人は少なくとも23人に上り、重傷の生徒も含まれる。

 従業員送迎バスを運転していた男性(58)は、「相手が脇道から突然飛び出してきて、ブレーキも回避も間に合わなかった」と説明しているという。警察が事故の経緯を詳しく調べている。

写真:レスキュー隊「1677(ร่วมด้วยช่วยกัน)」フェイスブックより

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