【タイ】東北部ルーイ県プークラドゥン国立公園で12月10日、観光で訪れていたタイ人女性(49)が野生のゾウに襲われて死亡した。天然資源環境省国立公園野生動植物局が11日に明らかにした。
女性が襲われた場所は整備された遊歩道で、現場に居合わせたほかの来園者が公園事務所に知らせた。これまでに、来園者が遊歩道で動物に襲われたことはなかったという。公園側は事故の発生を受けて一部を立ち入り禁止とし、地元警察は調査委員会を立ち上げで詳しく調べている。
プークラドゥン国立公園は気温が下がるこの時期が最も人気があり、日の出のビューポイントになっている。事故があった遊歩道は、紅葉の見どころとして多くの来園者が散策する。
写真:いずれもフェイスブックのプークラドゥン国立公園ページより