【タイ】タイ・中国共同の高速鉄道計画第1期(バンコク〜ナコーンラーチャシーマー)の工事進捗率は55.978%と、計画値90.487%を34.509ポイント下回っている。運輸省は、「加速すれば2030年開業は可能」との立場を改めて示している。
国鉄(SRT)によると、第1期は総延長250.77キロで14契約に分かれており、2区間の未着工が遅れの主因としている。特にバンコク都内のバーンスー〜ドーンムアン間(契約4-1)は、ドーンムアン・スワンナプーム・ウタパオの3空港を結ぶ高速鉄道と構造物を共有する区間で、施工方法が年末まで決まらない見通し。3空港鉄道の官民連携(PPP)方式の契約修正案の扱い次第では、計画自体が頓挫する可能性があり、国鉄が「必要に応じて再入札し、独自施工に切り替える」こともあり得るとしている。
契約4-5のサラブリー県バーンポー〜プラケオ間(13.30キロ)も、以前の落札者が提示価格を維持できず辞退したため、未着工のまま。アヌティン・チャーンウィーラクーン首相は7月20日、「2030年までに完成させる」と改めて表明したが、当時の進捗率55%から1カ月で1%も進んでおらず、工期の逼迫を指摘する声は収まらない。
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