タイで個人貯蓄口座制度、リスク許容度に応じた商品選択が可能に 9月開始

【タイ】財務省は9月までに、税制優遇つき個人貯蓄・投資口座制度「タイ個人貯蓄口座(TISA)」を導入する。急速に高齢化が進む中、老後資金を確保するため長期の資産形成を促すことが主眼とされる。

 エークニティ・ニティタンプラパート副首相兼財務相によると、TISAの投資枠組みは9月までに詳細が確定する。個人が自らのリスク許容度に応じて投資商品を選択できるようになり、従来の税制優遇型投資商品とは異なる仕組みになる。

 TISAを通じて積み立てられた資金はタイの資本市場の発展にも寄与し、若年層が就職初期から投資・貯蓄を始める契機になることも期待される。政府は現在、財政の持続性を確保しつつ適切なインセンティブを設けるための税控除枠組みを検討している。

 タイでは現在、60歳以上の人口が全体の20%に達する一方、家計貯蓄率が依然として低い水準にあるという。

エークニティ副首相 写真:財務省

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