【タイ】エアアジア・グループが運営する旅行予約プラットフォーム「AirAsia MOVE」がまとめた最新データによると、タイ人の間で母の日(8月12日、祝日)に合わせた旅行の計画が進み、航空便の検索数が増加している。7月7〜16日の航空便検索数は、2月28〜6月30日の平均と比較して86%増となった。
AirAsia MOVEは、検索数の増加は旅行需要の回復傾向を示すものの実際の予約に直結しているわけではないと説明しつつ、旅行への関心が戻りつつあると判断している。上半期は地政学的な緊張の長期化で旅行需要が抑制されていたが、政府が7月7日に燃料価格の監視と調整を強化したことを機に、国民の旅行計画が後押しされた可能性があるという。
今年の母の日は水曜日で連休にはならないものの、旅行を検討する人が増えているとみられる。検索される目的地の幅も広がっており、国内は北部チェンマイ、チェンラーイ、ナーン、南部プーケット、スラー・ターニー、クラビー、ハジャイなどの主要観光地が引き続き人気を集めている。地方都市への関心が高まり、ビーチ、自然、文化体験など、従来の観光地以外を選ぶ傾向もみられる。
海外では日本が最も検索されており、東京、大阪、福岡、札幌が上位を占めた。ベトナムも人気が上昇しており、ダナンやニャチャンが注目されている。ほか、中国、マレーシア、台湾、インドネシア、カザフスタン、モルディブなども検索数が増えている。
旅行形態も多様化し、一人旅やカップル旅行に加え、グループ旅行が前年より増えている。AirAsia MOVEは、こうした傾向が家族や友人との共有体験を求める動きの強まりを示しており、観光業者にとってはグループ向け商品を拡充する機会になるとしている。


























