【タイ】産業用冷凍機で世界シェア4割を持つとされる「前川製作所」(本社:東京都江東区)とタイ現法の「マエカワタイランド」は、タイで自然冷媒を用いた省エネ機器の導入実証事業に参加する。経済産業省の補助事業の一環で、東京センチュリーが代表事業者を務める。
事業では、東京センチュリーの連結会社「TISCO Tokyo Leasing」のリースを活用し、日系・タイ企業計5社に前川製作所製の産業用冷凍冷蔵装置やヒートポンプを試験導入する。初期投資を抑えつつ最新機器を導入できる仕組みを構築し、効果を検証するのが狙い。
提供される機器は、高効率自然冷媒冷凍機「ニュートン」、空気冷凍システム「パスカルエア」、ノンフロン熱風ヒートポンプ「エコシロッコ」、水熱源エコキュート「ユニモWW」など。環境負荷の低減効果や性能の有用性を現地市場で広く認知させることを目指す。
両社は今後、商業化段階でも協力を続け、リースを通じた普及を促進する方針。タイ国内の省エネに寄与するとともに、装置の製造・輸出拡大を通じて日本国内の雇用創出にもつなげたい考えだ。
●東京センチュリー、タイで省エネ機器の導入実証へ 前川製作所と協業
東京センチュリー:
https://www.tokyocentury.co.jp/jp/
TISCO Tokyo Leasing Co., Ltd.:
https://www.tiscotokyo-leasing.co.th/
Mayekawa (Thailand) Co., Ltd.:
https://mayekawa.co.th/




















