【タイ】ソーポン・サーラム副首相は12月2日、現在規制されている午後2時から5時までの酒類販売を年末までに解禁する方針を示した。タイでは今年に入り、酒類販売および飲酒が「認められる」「解禁は誤解」といった情報が錯綜していた。
解禁に関する15日間の公聴会が終了し、年末年始の連休前には実現する見通しとなった。ただし、認可を受けた事業者や小売店に限って午後の販売が認められ、夜間の販売禁止は従来どおり継続される。認可を受けた飲食店では、店内での飲酒が可能となる。
タイでの午後の酒類販売禁止は1972年以来続いてきた。今回の解禁措置は、年末年始や来年のソンクラーン(タイ正月)など観光需要が高まる時期に、観光と経済を促進する狙いがある。




















