【タイ】バンコク都心部ラマ1世通りで6月1日午後2~6時、「Bangkok Pride Parade 2025」が開催される。5月30日から6月30日まで続く「Bangkok Pride Festival 2025」の一環で、開催中はラマ1世通りの一部区間が通行止めとなる。
パレードは国立競技場をスタートし、バンコク芸術文化センター(BACC)、サイアム・ディスカバリー、サイアム・センター、サイアム・パラゴン、ワット・パトゥム・ワナーラーム寺院、セントラルワールド前のラーチャプラソン交差点までのおよそ3キロを行進する。
1月22日に同性婚を合法化する「2024年改正民商法(第24版)」が施行されたタイは、今年をジェンダー平等の理念を確立するための重要な年とみなし、「Born This Way」をテーマに設定。タイ政府やバンコク都庁(BMA)が積極的にイベントを企画している。
パレードはレインボー色を掲げた色鮮やかさが特徴で、BMAは、
赤:「Born to be Loved」愛および平等な結婚の権利を祝う
紫:「Born to be Me」自分へ愛と誇りを促す
緑:「Born to be Part of One」人間、環境、社会、世界とのつながりを築く
黄:「Born to Create & Inspire」LGBTQIAN+コミュニティの芸術と文化を知らしめる
青:「Born to Heal Generations」癒しと医療への平等なアクセスを確保する
と説明している。
同パレードではまた、世界初となる全長200メートル超のレインボーフラッグが登場する予定だという。