タイ中部の路上で発砲、3人死傷

【タイ】タイのテレビ報道によると、12日夜、タイ中部スパンブリ県の国道340号線で発砲事件があり、大型トラックの助手席にいた女性(32)が頭部を撃たれ死亡したほか、運転席にいた女性の夫(34)が顔を撃たれけがをした。また、父親が運転するサイドカーの側車に乗っていた少年(14)が足を撃たれ、別の乗用車1台が被弾して破損した。

 警察は現場から走り去ったピックアップトラックを追跡し、13日午前1時ごろ、隣県チャイナートのホテルで、このピックアップトラックを運転していた男(39)を逮捕し、拳銃1丁を押収した。

 男は逮捕当時、記者の質問に答え、「何も覚えていないが、発砲したのは確かだ」「殺すつもりはなかった」などと話した。

 被害者らの証言から、男はサイドカーを停車させて父子に数発発砲し、その後、トラックと乗用車に発砲したとみられる。被害者は男と面識がなかった。警察が詳しい状況を調べている。

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