祝日。釈迦が悟りを開いて仏陀となった7週間後、鹿が多く住んでいたとされる鹿野苑(インド四大仏跡のひとつサールナート)で、5人の弟子に初めて説教をしたとされる日。今年は7月31日(月)。三宝は仏・法・僧(ぶっぽうそう)の意。
タイではほとんどの寺院で、在家者がロウソク、線香、ハスの花を手にして堂の周囲を時計回りに3度回る、ウィアンティアン(เวียนเทียน)が催される。時期的に雨に降られるときが多く、大きな寺院ではテントをつなげて張って、在家者が濡れないよう通路を確保する。
ウィアンティアンは、2、3月(旧暦3月の満月の日)のマーカブーチャー(วันมาฆบูชา 万仏節)、5、6月(旧暦3月の満月の日)のウィサーカブーチャー(วันวิสาขบูชา 仏誕節)でも行われ、在家者はそのつど三宝に帰依する。また、このような仏教の重要日は酒類管理法によって原則、酒類販売が禁止される。