タイ77景(23)ペッチャブーン県(Phetchabun)タイ北部

南北に広い県。北は隣県の北部ピッサヌロークや東北部ルーイと共に奥深い山が連なり、南にはスコータイ王朝以前のクメール時代やタワーラーワディー(ドヴァラヴァディー)時代の遺跡が残る。そのタワーラーワディー遺跡で知られるシーテープ歴史公園は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が2023年、世界遺産に登録することを決定した。さらに、県都のペッチャブーン市では、県知事が仏像を抱えて川に潜るという奇祭「ウム・プラ・ダム・ナーム」が行われるなど、自然、歴史、文化に恵まれた県。

北に広がる山々は、1970年代にタイ共産党が立てこもり、反共政策を掲げる政府と闘争を続けた地。今では軍や警察などの治安部隊と繰り広げた戦闘の跡を、そこかしこで見ることができる。山を這うようにして延びる道も、タイ共産党が建設したものが多いという。一帯には数多くのリゾートが立ち並び、避暑地として人気を博している。

同地は地理的に少数民族のモン族が多く居住、タイ共産党に同調して戦ったモン族の子供たちをよく見かける。一方で、反共を掲げて敗れラオスから逃れてきたモン族難民も混在、複雑な関係が伺われる。

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人口: 97万8,000人(2021年、内務省地方自治振興局)
面積:1万2,668平方キロメートル(エネルギー省)
距離:バンコクから346キロ(タイ道路協会)
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