【タイ】8月18日から19日にかけての豪雨で、北部ナーン県で8000世帯・1万6000人超が被災している。濁流が発生し、2人が死亡した。
被害が甚大で緊急災害救助対象区域に指定されているプア郡では、7町の60集落が浸水し、住民の避難が続いている。域内では、母親と暮らしていた寝たきりの住民が急流にのみ込まれて死亡したほか、45〜50歳とみられる男性の遺体が発見された。
プア郡では水位が下がり始めているが、南隣のターワンパー郡に水が押し寄せている。ターワンパー市場前の道路が冠水で通行不能となり、身動きが取れなくなった4人がレスキュー隊に救出された。
県都のナーン市では、2006年と2024年に浸水被害を受けた地域を中心に、家財の高所移動、食料・飲料水・常備薬の準備、車両の退避、要支援者の移動、公式の避難情報の確認の呼びかけ、避難所の開設が進んでいる。ナーン病院周辺では、「ビッグバッグ」と呼ばれる大型土嚢が設置され、脆弱箇所が封鎖された。
県内の累積雨量はこれまでに200ミリ、プア郡では300ミリを超えた。北部と中部で甚大な被害をもたらした2006年の大洪水に匹敵する可能性もあるという。
●北部ナーン県プア郡で広範水害 12町107集落を災害指定 警察が物資支援を開始
20日朝のナーン市内 写真:JS100 Radioより





























