【タイ】タイ国際航空(THAI)のチャーイ・イアムシリ前最高経営責任者(CEO)は、航空機内で提供するワインの調達を巡り、自身が調達手続きに介入して汚職に関与したとする疑惑を強く否定した。自身のフェイスブックへの投稿で、「普段はSNSで発信しないものの、インターネット上で疑惑が広がっているため説明する必要がある」とした。
バンコク洪水下での運航管理の混乱や手荷物の滞留などが発生したことを理由に、チャーイ前CEOは10月2日のTHAI取締役会で解任された。その際、総額8億バーツ(40億円相当)超に上る86万本のワインを単一業者から調達したことが明らかになり、同疑惑についても調査委員会が設置された。
チャーイ前CEOは、「ほかの多くの批判は受け入れる」としつつ、「一部メディアが不正に関与した可能性があると報じているが、ワイン調達は社内規定や手続きに厳格に従って実施されており、いつでも監査を受けられる状態にある」と主張。「仮に不正があった場合でも、THAIの内部監査部門と監査委員会が調査する事項」と説明した。
「41年間の職業人生で汚職に関与したことは一度もない」と強調。「過去に不正がなかったことが将来にわたる潔白を保証するものではない」との指摘に、「憶測による報道ではなく、公正な監査と調査によって事実が判断されるべき」と返した。
「自分は資産面で、THAI経営幹部の中で最も貧しい」とも紹介。「他のことで批判を受けるのは構わないが、汚職に関与したという非難だけは受け入れられない」とし、関係機関による調査を全面的に受け入れる用意があると明言した。
●タイ航空CEOを解任 洪水時の運航混乱で責任問う

























