韓国現代自動車、タイ製EVを豪州に輸出へ 2026年末から出荷開始

【タイ】韓国・現代自動車グループのタイ法人ヒョンデ・モビリティ(タイランド)は、タイ工場で生産するバッテリー式電気自動車(BEV)を2026年10〜12月期からオーストラリア向けに輸出すると発表した。タイが国際的なEV供給網で存在感を高める中、オーストラリア市場を重要拠点と位置付ける戦略の一環となる。

 同社は、オーストラリアの厳格な輸入規制、とりわけ新車燃費基準(NVES)への適合を確認しつつ、輸出に適した車種の選定を進めている。同国では自動車メーカーが事前に輸入許可を取得する必要があり、規制対応が輸出戦略の鍵となる。

 タイ工場は年産5000台規模で、バッテリー工場と合わせて総額10億バーツ(50億円相当)が投じられている。2026年にタイ初の国産モデルとなる「アイオニック5」の生産を開始し、月産100台規模への増産体制の確立を目指している。EV3.5制度の要件を満たすべく、2026年内に輸入車800台分を国産車で相殺する方針だという。

 EV部品コストの国産比率は46%で、政府が定める最低40%を上回る。アイオニック5の販売台数は年内2800台と見込み、全国28店舗へのサービス網拡充を進める。

ヒョンデ・モビリティ(タイランド)ウェブサイト

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