【タイ】タイ政府は、東部サケーオ県アランヤプラテート郡のクローンルック国境検問所がカンボジア人学生の通学目的で開放されたとするSNS上の投稿について、事実と異なる誤情報だとして法務担当部局に虚偽情報の拡散者を告発する権限を付与した。投稿元のページはすでに謝罪し、内容に誤りがあったと認めている。
政府はこれに先立ち、「国境を開放した事実はない」と明確に否定。サケーオ県知事、副知事、治安当局とともに報道陣を現地に案内し、状況を確認させた。国境問題は、地元住民の感情や地域信頼に直結する「極めてデリケートな問題」だとし、ニュースサイトやSNS運営者を含む情報発信者に対し、関係機関への事実確認を徹底し、不確かな情報を拡散して社会に誤解を生じさせないよう求めた。誤情報は、国境管理や対カンボジア協議にも支障をきたす恐れがあると指摘している。
政府は報道の自由や表現の自由を尊重するとしつつも、「虚偽情報や誤解を招く情報が国境情勢や治安に影響を与える場合、関係機関は法に基づき対応せざるを得ない」と説明。再発防止のためにも厳正に対処する姿勢を示した。国境や安全保障に関する情報は特に誤解が生じやすいとし、国民に対して疑わしい情報を見かけた際は拡散前に確認するよう呼びかけた。
これまでの報道によると、今回のフェイクニュースはサケーオ現地記者によるもの。
























