タイ政府、食用金箔の誇大広告を調査 未認可の商品多数

【タイ】政府は、SNS上で「食べられる金箔」などの誇大広告が広がっていることを受け、オンライン販売の監視を強化する。スパマート・イサラパクディ首相府相が明らかにした。

 消費者保護局(OCPB)が、食品、菓子、飲料などの装飾用として販売されている「金箔」や「金色のメタルフォイル」について、広告内容と安全性を食品医薬品局(FDA)と連携して緊急に調査する。多くの商品が「24K食用金」「食べられる」「フードグレード」などの表現を用いているが、安全基準を示す証明書や関連機関の認可がないものが多数確認されているという。見た目の美しさを強調した食品やベーカリーなどの販売が増える中、誇大広告による誤解が広範囲に影響を及ぼす可能性があると警戒している。

 スパマート首相府相は、「消費者が『食べられる金』という言葉だけで購入を決めることを心配している。食用ではない商品が混在しており、長期的に摂取すれば健康に影響するおそれがある。販売業者は用途を明確に示すべきだ」と述べている。こうした広告はOCPBの管轄する虚偽表示に該当し、安全性に問題がある場合は即時調査・処分の対象となる。

 不審な商品や広告を見つけた場合は、OCPBホットライン「1166」、FDAホットライン「1556」、OCPB Connectアプリなどへの通報を呼び掛けている。

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