ミャンマー人がタイ人女性絞殺「気絶しただけだと思った」

【タイ】タイ中部サムット・サーコーン県バーンペーオ郡で2月19日朝8時頃、道端でタイ人女性(44)が死んでいるのが見つかり、少し離れた場所で眠っていたミャンマー人の男(23)が逮捕された。男は女性が「気絶しただけだと思っていた」と話しているという。

 タイ警察のこれまでの調べによると、男は前夜カラオケ屋に行き、そこで知り合った従業員の女性をホテルに連れ出した。一度はホテルを退室したものの、女性が運転するバイクの後部座席に乗っている際に「もう1回行こう」と誘ったため、女性が怒ってバイクを停め口論に発展。男は頬を叩かれたことに逆上し、女性の首を絞めたという。

 男は気を失って倒れ込んだ女性の体を道端に移動させ、バイクを勝手に運転して帰路についた。しかし酔っていたためにすぐにバイクを停め、そのまま道端で眠ってしまったという。

 警察は女性の遺体に誰かに噛まれた複数の跡を見つけており、男の供述に不審な点があるとして裏付けを進めている。

写真:タイ警察

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