【タイ】バンコク都心部のルムピニー公園横に4月10日、新たな屋台街「ルムピニー・ホーカーセンター」が開設された。サーラシン通りや公園周辺で営業していた露店を集約し、長年指摘されてきた無秩序や衛生面の課題の改善を図る。
チャチャート・シッティパン都知事は、同公園がラマ6世によって都民のために寄贈された土地であり、営利目的に転用すべきではないと強調。移転した露店には水道、排水設備、グリーストラップ(油水分離槽)、洗い場、飲食スペースなどの基本設備を整え、1区画1日60バーツの低廉な使用料で提供する。安全で安定した営業環境を確保し、都民が手頃で衛生的な食事を利用できる環境づくりを進める方針だ。
ホーカーセンターは130区画を備え、前回の屋台整理事業で対象となった事業者を優先的に受け入れている。転貸や権利譲渡を防ぐ仕組みも導入し、必要に応じて顔認証技術の活用も検討している。
営業時間は午前5時から午後4時までが主にオフィス外の需要に、その後深夜までは夕食・夜食需要に応えていく。デリバリー向けのサービスも向上させていく方針で、QRコード決済の導入や包装資材・備品の提供などが検討されている。
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