【タイ】バンコク都庁(BMA)が、今年で開園100周年となったルムピニー公園の改修・整備を進めている。年内には記念行事も開催される予定だという。
現在進行中の主な工事は、ルムピニー公園とベーンジャキティ公園を結ぶグリーンブリッジの接続通路の開発(進捗率21.78%)、第5門付近でのホーカーセンターの建設(同21.74%)、ラマ6世記念像周辺の柵設置(同43%)、時計塔の改修(同30%)、ドッグパークの建設(同40%)、ストレッチ広場の改修(同95%)、遊具や運動広場の整備(同35%)、ラマ4世通り側の堀の改修(同1%)、中国風東屋(サーラー)の改修(同40%)、外周フェンスの改修(同34%)、都民図書館の改修(同15%)など多岐にわたる。
記念行事に向けては、園内外の景観整備や会場運営を、首相府など関係機関と連携して実施する。医療テントや移動診療班の配置、仮設トイレの設置、清掃・警備体制の強化、安全柵設置、ルムピニー公園の歴史を紹介する映像制作、図書館でのラマ6世の著作展示、エアロビクス、ヨガ、ダンスなど都民活動の披露、音楽噴水やイルミネーションの設置、電動カートの運行などを計画している。
BMAは、「ルムピニー公園は都民生活の中心であり、100周年事業は極めて重要な節目」と位置づけ。「都市の発展にふさわしい現代的で快適な公共緑地」としての再生を目指す。
ルムピニー公園は、1925年にラマ6世の勅命によって「国民の森」として開設された、タイ初の公共公園。




















