パタヤで日本人2人逮捕、同胞への暴力恐喝容疑

【タイ】東部チョンブリ県パタヤで11月6日、日本人2人が拉致(らち)、暴行、恐喝の容疑で逮捕された。タイの各メディアが報じている。

 事件は今年10月に発生。日本人被害者がバンコク都内のホテルで日本人3人組に拉致されて恐喝に遭い、30万バーツ(140万円超)を要求されて13万5000バーツしか払えなかったところ暴行を受けたり、排泄物を食べさせられたりした。被害者は隙を見て日本国大使館に連絡、駆けつけたタイ警察に救出された。

 日本人の3人組はその場で警察によって拘束されたが、2人が逃走。今月に入ってパタヤ郊外のリゾートホテルに潜伏していることが分かり、今回の逮捕につながった。

 日本人の名前は「フク」および「アサイ」で、いずれも暴力団関係者と、タイでは発表されている。日本の一部報道では、「福二樹容疑者(45)」と「浅井仁樹容疑者(26)」としている。10月に逮捕されている日本人の名前は「パオ」という。

 警察のこれまでの調べによると、フク容疑者は日本で大麻絡みで4回逮捕されており、大麻を自由に吸えると知ってタイに移住することを決意、投資資金の10億円を持参してきた。同容疑者はパオ容疑者に何かの投資で約6億円近くを渡していたといい、被害者は自分だと訴えているという。

タイの各メディアがウェブサイトに掲載している写真

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