タイ中高速鉄道のトンネル落盤事故、1人目の遺体収容
- 2024/8/29
- タイ社会
【タイ】バンコクとタイ東北部の中心都市ナコンラチャシマを結ぶ高速鉄道プロジェクト(総延長251キロ)のナコンラチャシマ県内のトンネル工事現場で24日に発生した落盤事故で、行方不明になった作業員3人のうちの1人の遺体を中国の救助隊が29日、発見、収容した。遺体は土砂に埋もれていた。残る2人の捜索を続けている。
落盤事故では中国人男性2人、ミャンマー人男性が行方不明になった。現場のトンネルは全長4.1キロ。
バンコク〜ナコンラチャシマ高速鉄道は中国の技術で建設、運営し、約1800億バーツの建設費は全額タイ側が負担する。2021年開業を目指し、2017年に着工したが、工事は大幅に遅れている。現時点では2028年開業を目指している。