【タイ】カンボジアがタイを「アセアンの警察のように振る舞っている」と非難したことを受け、タイ空軍のプラパート・ソーンチャイディー空軍大将(副司令官、タイ・カンボジア情勢合同情報センター所長)は8月18日、「タイは他国の内政に干渉していない」と反論した。主権問題、東南アジアの詐欺拠点問題、ミャンマー情勢などを理由に、タイが周辺諸国の内政に踏み込んでいるように見えるとの批判が出ていた。
プラパート大将は、主権問題、オンライン詐欺、ミャンマー情勢は全く別の課題であり、「3つを混同してタイに別の意図があるかのように描くべきではない」と強調。「タイはアセアンの警察を自称したことはなく、加盟国の主権を尊重している」と述べた。
一方、詐欺組織やオンライン犯罪は特定国の内政問題ではなく、「被害は世界中に及ぶ」と指摘。詐欺、資金洗浄、人身取引、強制労働など多様な犯罪が絡むとし、「国際社会が協力して取り締まるべき課題であり、タイの行動は干渉ではなく協力だ」と述べた。
また、東南アジア地域の詐欺拠点が国際的な問題とされている点について、国際機関や各国が同様の認識を示していると説明。「問われるべきは、タイが取り締まる権利があるかではなく、アセアンが犯罪の逃避地にならないためにどう協力するかだ」と述べた。
ミャンマー情勢への対応についても、「外交的関与は内政干渉を意味しない」と明言。アセアンの役割と平和的解決を支持する立場を改めて表明した。





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