タイでの多国間合同軍事演習「コブラゴールド2027」、予定どおり実施へ 米関税交渉との関連否定
- 2026/8/14
- タイ政治
【タイ】タイと米国は、多国間合同軍事演習「コブラゴールド2027」を当初の計画どおり来年3月に実施する。国防省が8月13日に発表した。
同演習は、安全保障協力の枠組みに基づいて毎年開催されており、国防省は「貿易や関税交渉の駆け引き材料として利用されるものではない」と明言。「タイ政府が米国との貿易交渉で軍事・安全保障協力を交渉材料に使う」とのブルームバーグなどの海外報道を公式に否定した。
コブラゴールドは2027年に第46回目となる。タイ軍、米インド太平洋軍司令部、24カ国の参加国・オブザーバーが加わり、タイ、米国、シンガポール、インドネシア、日本、韓国、マレーシアの7カ国が主要メンバーとなる。
海外報道に関しては、スパジー・スタムパン副首相兼商務相も否定。「防衛協力は既存の枠組みであり、貿易交渉は米国との関税面での相互利益を目指すもの」と説明した。同相によると、タイ企業はこれまでに米国に200億米ドルを投資して多くの雇用を支えており、さらに50億米ドルの追加投資も計画されている。米国との貿易黒字のうち少なくとも30%が、米国企業がタイ国内に生産拠点を設けて輸出している製品によるものだという。
過去のコブラゴールド 写真:タイ陸軍



























