タイ警察長官が9月に交代 次期長官は53歳、長期任期見込む

【タイ】タイ警察政策委員会は7月22日、9月30日に退任するキティラット・パンペット警察長官の後任として、サムラーン・ヌアンマー現副長官(警察大将)を全会一致(12:0)で選任した。アヌティン・チャーンウィーラクーン首相が選考前に専門委員12人と30分ほど協議し、サムラーン現副長官を推薦。委員会が承認した。

 サムラーン副長官は53歳で、候補者の中で最年少だった。退任予定は2033年で、就任時に58〜59歳だった歴代長官と比べて任期が長くなる見込み。警察長官の基本給は月額7万8000バーツ(40万円相当)。役職手当、会議手当、特別業務手当などを含めると月額12万〜15万バーツ程度となる。

 選任をめぐっては、サムラーン副長官は候補者中で年功3番目だったことから、2022年警察法との整合性を疑問視する声もあったという。ただ、同法はアヌティン首相の裁量を認めており、同相は年功に加えて専門性、特に捜査や犯罪防止の経験を考慮できると判断したという。

 サムラーン副長官は中部ペッチャブリー県出身、警察士官学校50期生。ラームカムヘーン大学で修士号と博士号を取得し、現在はタマサート大学で法律を学んでいる。捜査・警ら業務から始まり、ドーンムアン警察署長、巡回監視課(通称191)司令官、首都警察副長官などを歴任し、昨年10月1日から警察副長官を務める。タイ国内外での要人警護、FBIアクティブシューター対処訓練、米国シグ・ザウアーアカデミーのプログラムなど高度な研修も修了している。

写真:POLICE News Varieties

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